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WEB針金細工教室 Part 5

捻った線 etc.
1.捻った線(画像のA)

2本のワイヤーを捻っていくわけですが、長いもの、あるいは短いのでも大量に作りたい時は、ハンドドリルを使う方法があります。ワイヤーは1本を中間で曲 げるのがやりやすいですが、色違いで2本を使う場合などは、あらかじめ片方の端を捻って留めておきます。留めたところから端までの長さは同じにしてくださ い。
まず、ドリルの刃を差し込む部分に2本の針金の先端部分を刺し込みますが、それぞれが中心から等距離になるようにしてください。、並んでいてもいいですが中心へくるようにして締めます。。
もう一歩の端をフックなどにかけ、ぴんと張った状態でドリルを回します。捩れが進むにしたがってフックからの距離を縮め、張りが強くなりすぎないように調節します。
こうすると、かなり綺麗に捻ることができます。



2.輪を作る。

丸いものに巻きつけると輪がうまくできます。
丸カンの作り方でやりましたね。click

コイル状に作る時は一周前のワイヤーを押さえる感じで巻いていくと隙間のないきれいなものができます。

また、これを応用するとペンダントが作れます。こちらを参照。


3.ワイヤーを叩いて潰す

それから、叩いて潰すテクニック。
これは、コーティングのあるワイヤーには用いられません。銅線か真鍮線などの場合、使うとなかなか効果的です。
アンビル(金床)があれば、その上で、なければ硬くて平らなものの上にワイヤー(既にかたちを作ったもの)を置いて、ハンマーで叩きます。叩く力を均一に すると綺麗に潰れます。潰すと広がりますので、それを計算に入れてかたちを作っておくといいですが、この辺は試行錯誤してコツを掴んでください。


4.うずまき

もうひとつ、「うずまき」をやってみましょう。
画像のCのようなものは雑貨系のバスケットなど作る時、適当に組み込むと唐草模様ふうの感じで見栄えがぐっとよくなります。練習してみてください。

画像Bのようなものを作る場合
まず、端をできるだけ小さく曲げて、その部分に巻きつけていくのですが、難しければ余裕をもって曲げて、余計な部分をニッパーで切り落としてから巻いてもいいでしょう。巻く方向と直角に曲げて、そこへ巻いて行き後で切り落とすのが作りやすいかもしれません。(画像のD)
これは、かたちを作る時も同じですが、ペンチは支えるのに使って、もう一方の手の動きで巻いていくようにします。これはワイヤークラフトでは、だいたいにおいて基本です。(9ピンの端の輪のように細かい部分ではペンチをもった手首の回転で丸めます)
時々、かたちを整えるのは、ペンチで挟んで適当に押さえるようにします。(画像のE)

以上は平面的なうずまきですが、慣れてきたら3次元的にベルのようなうずまきを作ってみてください。アクセサリーなど、いろいろ使い道があると思います。
画像のFは、捻った線で作ったベル状うずまきです



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