WEB針金細工教室 Part 6

  後は、自分で好きな形を作っていけばいいわけです。ファンシー商品のキャラクターなどは、シンプルで、デザインもいいものがが多いので、いろいろ考えて、作ってみるのも、練習になります。(ただし、売ったり、頒布したりする場合、著作権の侵害になることがあるので注意しましょう)
 また、ネームも、ローマ字のものは、書き順のとおりにつながっていきますので、やってみると、けっこう、できるものです。
 ひらがなの場合は、ちょっと頭を使います。上から下へばかり作っていたのでは、次の文字につながっていかない場合が出てきます。同じ文字でも幾通りかの作り方を考えておかないと、いろいろな名前には対応できません。
 最後に、製作のポイントをまとめておきます。

参考例
 >ここにあげたのは、参考のためのサンプルです。べつに、この通りに作る必要はありません。作りやすい形に変えたり、もっといいデザインを考えたり、あなたのお好みのものを作ってみてください。

これを身につけていると生類哀れみの令違反で逮捕されることはありませんDog
 いちばん上の部分は、耳を作ってから巻きつけます。あとは、時計と反対回りに順を追って作っていきます。注意する点は、胴の線から手(前足)を折り重ねにはいるところの角を、しっかり曲げることです。

★もし、売ったりする場合には、著作権や商標権を侵害することもあるので気をつけましょう。

Koala
  頭部と胴体は別々に出来ています。こうすると、ぶらぶらゆれるので変化が出て、面白くなります。作るのが、難しそうに見えるかもしれませんが、一本でやるより、むしろ、楽です。これを応用すると、口の開閉する髑髏も作れます。
 顔は、いちばん下の、鼻(口?)の部分から、それぞれ左右の眼、耳、と作っていきます。耳はいったん上がってから、降りてきて、下のところで、前のワイヤーをはさみ、動かないように押さえます。
 後は、頭頂部を作ります。
 身体は、左上から始めて、下から右上に順に造っていくのがやりやすいと思いますが(右利きの場合)あなたの作りやすいやり方でやってください。

Scooter
 始点はバックミラーで、終点はライトの下のカウルです。
 どのように繋がっていくのか、考えてみてください。
 アルツハイマーの予防に、頭の体操をしましょう。


メメント・モリ。ミスチルの曲のサブタイトルにもありましたSkeleton
 下あごの部分は、別に作って取り付けます。
 立体的に作るのが理想ですが、これは、難しい人も多いでしょうから、まず、平面的に作ってみたほうがいいかもしれません。
 切り取ったワイヤーの中ほどから作っていきます。黄色い矢印の部分から始めて、鼻の右側を作ったら次は左側、右の歯を作ったら、次は左というふうに、左右のシンメトリーに気を配って作業を進めていきましょう。
 歯を作り終わって、鼻のほうへ戻るときに、小さい輪を作ります。(ピンクの矢印のあたり。下図も参照)ここに下あごの終わりの部分を9の字にして掛けるわけです。
 目を作ったら、いちばん上で、片方は、割れ目を表す線を作り、もう一方は、その根元に巻きつけてしっかり押さえます。
 下あごは、やはり、切り取ったワイヤーの中ほどで、歯の中央のところ(白い矢印)から作り始めます。
歯の部分の端まで行ったら、中央まで戻って折り返し、下あごが、うまく開閉する位置を選んで終わりを9の字に丸め、上の部分に取り付けます。
メメント・モリとは、死を想えという意味です 特に、立体的に作る場合には、途中で、形が多少、崩れてくることがあるかもしれませんが、各部分を正しく作って、長さをしっかりとっていれば、極端に神経質になって、直す必要はありません。仕上げのときに修正して、形を整えたほうが、作業時間も短くなります。


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